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家族葬の費用はいくら?見積もりに載らない「お布施・飲食」を含めた総額シミュレーション

【費用】お金・制度
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要点まとめ

  • 2026年の全国調査では、家族葬の費用総額は96.39万円という結果が示されています。
  • 広告や公式サイトに表示されるプラン料金だけで、最終的な支払総額が決まるとは限りません。
  • 火葬料、式場使用料、飲食、返礼品、追加の安置・搬送、宗教者への謝礼などを確認する必要があります。
  • 香典は金額や受け取る範囲が一定ではないため、最初から差し引いて葬儀予算を組まない方が安心です。
  • 家族葬を比較するなら、プラン料金だけでなく「何日分の安置が含まれるか」「何が別料金か」まで確認しましょう。

「家族葬なら40万円くらいでできるのでは?」

「広告に書かれている金額以外に、いくら準備しておけばよい?」

家族葬を検討するとき、このような疑問を持つ方は少なくありません。

実際には、葬儀社が表示しているプラン料金だけでなく、火葬料金、飲食、返礼品、宗教者への謝礼などが必要になる場合があります。

そのため、家族葬の費用を考えるときは「プラン料金」ではなく、希望する内容をすべて含めた見積総額で比較することが重要です。

この記事では、2026年の全国調査をもとにした家族葬の費用目安から、見積もりで確認したい費用、人数によって変わりやすい項目、費用を抑える方法まで解説します。

家族葬の費用総額は2026年調査で96.39万円

2026年の全国調査では家族葬の費用総額は96.39万円で、実際の金額は人数や内容によって変わります。

株式会社鎌倉新書が2026年2月27日から3月3日に実施した「第7回お葬式に関する全国調査(2026年)」では、直近2年以内に喪主または喪主に準ずる立場を経験した全国の40歳以上の男女2,000人を対象に調査しています。

その結果、家族葬の費用総額は96.39万円でした。

また、家族葬を選んだ人は47.0%となっており、現在も代表的な葬儀形式の一つです。

ただし、96.39万円という金額は、すべての家族葬にそのまま当てはまるわけではありません。

家族葬の費用は、

  • 参列者の人数
  • 通夜を行うか
  • 利用する式場
  • 利用する火葬場
  • 飲食の有無
  • 返礼品の数
  • 安置する日数
  • 宗教者を依頼するか

などによって変わります。

お布施など宗教者への謝礼についても、葬儀社へ支払う費用とは分けて確認しておくと、必要な予算を把握しやすくなります。

広告の「プラン料金」と最終的な支払総額は分けて考える

葬儀社の公式サイトには、「家族葬○万円~」と表示されていることがあります。

この金額は比較するうえで重要ですが、必ずしも葬儀に必要なすべての費用が含まれているとは限りません。

家族葬の費用は、大きく次のように整理すると分かりやすくなります。

費用 主な内容 確認するポイント
葬儀プラン 棺・祭壇・遺影・スタッフ・搬送など 何が基本料金に含まれるか
人数・日数で変わる費用 飲食・返礼品・追加安置・追加ドライアイスなど 単価と追加条件を確認する
別途必要になる費用 火葬料・式場使用料など プラン料金に含まれるか確認する
宗教者への謝礼 読経・戒名・お車代など 菩提寺などへ事前に確認する

同じ家族葬でも、プランに含まれる内容は葬儀社によって異なります。

「基本料金が安いから」という理由だけで選ばず、見積書の内訳まで比較しましょう。

人数別に家族葬の総額をシミュレーションする方法

人数が増えるほど飲食や返礼品が増えやすいため、固定費と人数で変わる費用を分けて計算すると分かりやすくなります。

家族葬の費用を試算するときは、一律の金額を当てはめるのではなく、実際に希望する内容ごとに積み上げて考えます。

基本的な考え方は次のとおりです。

家族葬の支払総額
= 葬儀プラン料金
+ 式場・火葬などの別途費用
+ 追加安置・追加搬送など
+ 飲食費
+ 返礼品費
+ 希望するオプション
+ 宗教者への謝礼

5名程度の小規模な家族葬

家族だけで見送り、飲食や返礼品を用意しない場合は、人数によって増える費用を抑えやすくなります。

ただし、

  • 火葬料金
  • 式場使用料
  • 安置日数を超えた場合の追加料金
  • 宗教者への謝礼

などは、参列者が少なくても必要になる場合があります。

そのため、「5人だから必ず安くなる」とは限りません。

15名程度の親族中心の家族葬

親族を中心に15名程度が参列する場合、葬儀プランに加えて飲食や返礼品を用意するケースが考えられます。

料理や返礼品は一人あたり、または利用した数量に応じて費用が増えるため、人数を決めてから見積もりを取ることが大切です。

特に、

「料理は何人分で見積もられているのか」「返礼品は何個を想定しているのか」

を確認しておくと、後から人数が増えた場合の費用も把握しやすくなります。

30名程度の家族葬

家族・親族に加えて、親しい友人や知人まで参列する場合は、飲食や返礼品の数量が増えやすくなります。

また、人数によっては利用できる式場が変わる可能性もあります。

30名前後を予定している場合は、最初から予定人数を葬儀社へ伝え、

  • その人数で利用できる式場
  • 料理を追加した場合の料金
  • 返礼品を追加した場合の料金
  • 駐車場や控室の条件

まで確認しておきましょう。

香典は最初から差し引いて予算を組まない

香典を受け取る場合、結果として遺族の実質的な負担が軽くなることがあります。

しかし、

  • 誰から香典を受け取るか
  • 香典を辞退するか
  • 実際にいくら受け取るか
  • 香典返しにいくら必要になるか

は葬儀前には確定しません。

そのため、葬儀の予算は香典を差し引かない「支払総額」で準備し、香典は受け取った後に実質負担額を確認する方が安心です。

家族葬の見積もりで確認したい追加費用

見積もりでは式場・火葬・安置・搬送・飲食など、基本プラン外になる項目を一つずつ確認することが重要です。

家族葬では、表示されているプラン料金とは別に費用が必要になる場合があります。

特に、次の項目は見積もり時に確認してください。

安置料・ドライアイス

基本プランには、安置施設やドライアイスが一定日数分含まれている場合があります。

しかし、火葬場の予約状況などによって火葬までの日数が延びると、プランに含まれる日数を超える可能性があります。

確認する際は、

「安置とドライアイスは何日分含まれていますか。超えた場合は1日いくら必要ですか」

と聞いておきましょう。

寝台車・霊柩車の搬送距離

搬送費がプランに含まれていても、対象となる距離に上限が設定されている場合があります。

病院から安置施設、葬儀場から火葬場までの距離を確認し、超過した場合の料金も見積もりに入れてもらいましょう。

火葬料金と式場使用料

火葬料金は自治体や利用する火葬場などによって異なります。

また、葬儀プランによっては式場使用料が別途必要です。

「プラン料金には火葬料と式場使用料が含まれていますか」

と確認すると分かりやすくなります。

飲食・返礼品

通夜振る舞いや精進落としなどの料理、返礼品は、参列者数によって増減しやすい費用です。

人数がまだ確定していない場合は、

  • 1人分の料理代
  • 返礼品1個あたりの料金
  • 最終人数をいつまで変更できるか

を確認しておきましょう。

祭壇や納棺などのオプション

祭壇の花を増やしたり、湯灌・納棺・エンバーミングなどを追加したりすると費用が変わります。

ただし、最初から花祭壇がプランに含まれているサービスもあります。

そのため、祭壇の写真だけで比較せず、「表示されている祭壇が基本料金に含まれるのか」まで確認してください。

家族葬の費用を抑えるためにできること

費用を抑えるには、給付制度を確認し、事前相談で条件をそろえて複数社の見積もりを比較することが有効です。

必要なものを削りすぎるのではなく、不要な費用を避けるという考え方で準備すると、納得できる家族葬を選びやすくなります。

葬祭費・埋葬料を確認する

加入している健康保険によっては、葬儀後に葬祭費や埋葬料を申請できる場合があります。

たとえば、高槻市の国民健康保険では、被保険者が亡くなった場合、葬儀を行った人に葬祭費50,000円が支給されます。

高槻市の後期高齢者医療制度でも、被保険者が亡くなり葬儀を行った場合、葬儀を行った人に葬祭費50,000円が支給されます。

協会けんぽでは、被保険者が亡くなり一定の要件を満たす場合、埋葬料50,000円が支給されます。

埋葬料を受け取れる人がいない場合は、実際に埋葬を行った人に、50,000円の範囲内で実際にかかった費用が埋葬費として支給されます。

加入している制度によって対象者や申請方法が異なるため、自治体や健康保険へ確認してください。

亡くなる前に見積もりを取っておく

2026年の全国調査では、葬儀社を決める際に他社と比較しなかった人が87.1%という結果でした。

死亡直後は時間的にも精神的にも余裕がなく、複数社を比較するのが難しくなります。

可能であれば事前に、

  • 予定する葬儀形式
  • 参列予定人数
  • 希望する地域・式場
  • 宗教者を呼ぶか
  • 料理・返礼品の有無

を同じ条件で伝え、見積もりを比較しましょう。

事前相談では、表示されているプラン料金だけでなく「この条件で最終的にいくら支払う可能性があるか」を確認することが大切です。事前相談のメリットや確認項目は、葬儀の事前相談で確認しておきたいポイントでも詳しく解説しています。

宗教者への謝礼は菩提寺などへ確認する

菩提寺がある場合は、お布施や戒名について葬儀社だけで判断せず、寺院へ直接確認する方法があります。

お布施には一律の金額が決められているわけではないため、

「どの程度お包みすればよいでしょうか」

と事前に相談しておくと準備しやすくなります。

菩提寺がなく、葬儀社などを通じて宗教者を手配する場合は、読経・戒名・お車代などのどこまでが料金に含まれるのかを確認してください。

家族葬で比較したいソファミとはないろ

ソファミとはないろは家族葬の料金構成が異なるため、プラン内容と別途必要になる費用を確認して比較しましょう。

家族葬の費用を比較するときは、単純にプラン価格が安い方を選ぶのではなく、含まれる内容を確認することが重要です。

「1日葬・家族葬のソファミ」は、2026年10月1日に「1日葬・家族葬のこれから」から名称変更されたサービスです。

名称変更後も運営会社・サービス内容・プラン内容に変更はないと公式サイトで案内されています。

そのため、本記事では旧名称を知っている方にも分かりやすいよう、「ソファミ(旧:1日葬・家族葬のこれから)」と併記しています。

2026年10月4日時点の公式情報をもとに整理すると、次のとおりです。

比較項目 ソファミ
(旧:1日葬・家族葬のこれから)
はないろ
家族葬料金 438,900円(税込)~
※資料割引適用後
407,000円(税込)
※生前そなえ割適用後
通夜・告別式 2日間 通夜・告別式
安置 3日分 2日分
※指定施設
ドライアイス 3日分 1回分
祭壇 10万円相当の生花祭壇 花祭壇
火葬料金 別途 別途
式場の費用 利用する式場によって条件を確認 式場使用料は別途必要

※2026年10月4日時点の公式情報を確認しています。料金・プラン内容・利用条件は変更される場合があります。地域や式場によって条件が異なる場合があるため、契約前に最新の見積もりを確認してください。

花祭壇や安置日数まで含めて比較したいならソファミ

1日葬・家族葬のソファミ(旧:1日葬・家族葬のこれから)の家族葬は、資料割引適用後438,900円(税込)~です。

通夜と告別式を2日間で行うプランで、公式サイトでは次の内容などが案内されています。

  • 安置3日分
  • ドライアイス3日分
  • 10万円相当の生花祭壇
  • 棺
  • 遺影写真
  • 会葬礼状
  • 白木位牌
  • 寝台車での搬送

火葬料金は別途必要です。

また、利用する式場などによって追加料金がかかる場合があるため、希望する式場を伝えたうえで見積総額を確認してください。

花祭壇や安置日数など、基本プランに含まれる内容を重視して比較したい人は候補にしやすいサービスです。

\家族葬は資料割引適用後438,900円(税込)~/


無料資料請求で家族葬の料金を確認する

ベルコの直営式場や運営体制も含めて比較するなら、はないろ

「はないろ」は、株式会社ベルコが展開する家族葬サービスです。

家族葬プランは通常438,900円(税込)で、資料請求による「生前そなえ割」を利用すると407,000円(税込)になります。

公式サイトでは、家族葬プランに次の内容などが含まれています。

  • 寝台車10km以内
  • 指定安置施設2日分
  • ドライアイス1回分
  • 棺・棺布団
  • 花祭壇
  • 焼香セット
  • 控室1部屋
  • 運営スタッフ1名
  • 遺影写真
  • 骨箱
  • 火葬場までの霊柩車20km以内
  • 火葬場・役所手続き代行

ただし、式場使用料と火葬料金はプラン料金に含まれていません。

はないろは、全国374カ所以上の直営式場を案内しています。

対応地域は全国一律ではなく、プラン内容も地域によって異なる場合があるため、希望地域で利用できる式場と見積総額を確認してから比較してください。

\生前そなえ割で家族葬407,000円(税込)/


無料資料請求で家族葬の料金・式場を確認する

まとめ:家族葬は表示価格ではなく支払総額で比較しよう

家族葬は表示価格だけで決めず、火葬料や飲食、返礼品、お布施まで含めた予算を考えて選びましょう。

2026年の全国調査では、家族葬の費用総額は96.39万円という結果が示されています。

ただし、この金額はあくまで調査結果であり、実際の費用は人数、地域、式場、料理、返礼品、安置期間、宗教者への謝礼などによって変わります。

見積もりを取るときは、

  • プラン料金に含まれるもの
  • 火葬料金と式場使用料
  • 安置・ドライアイスの日数
  • 搬送距離
  • 料理・返礼品
  • 宗教者への謝礼

まで確認してください。

ソファミ(旧:1日葬・家族葬のこれから)とはないろでも、プラン料金だけでなく、安置日数や祭壇、式場にかかる費用などの条件が異なります。

同じ条件で見積もりを確認し、「最初に表示されている金額」ではなく「自分の希望を入れた場合の支払総額」で比較することが、予算オーバーを防ぐポイントです。

参考情報

本記事では、2026年の調査資料、公的機関、各サービスの公式情報をもとに内容を確認しています。

【費用】お金・制度