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葬儀後の「自宅への弔問」が一番大変?居留守はOK?疲弊しないための自衛策

【対策】トラブル回避
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家族葬が無事に終わり、やっとゆっくり休める…と思ったのも束の間。
週末のたびに「お線香をあげさせて」と、アポなしで友人が訪ねてくる。
散らかった部屋を片付け、お茶を出し、同じ話を何度も繰り返し、気づけば葬儀の日以上に疲れてしまった。

これは「家族葬あるある」の一つ、「弔問(ちょうもん)地獄」です。
参列を制限した分、葬儀に来られなかった人が後から自宅に押し寄せてしまうのです。

本記事では、終わりのない弔問ラッシュに疲弊しないための「自衛策」と、どうしても対応できない時の「居留守の是非」、そして訪問客にスマートに帰ってもらうテクニックを解説します。

家族葬の「後」が一番辛い?弔問ラッシュの実態

まず、あなただけではありません。多くの家族葬を選んだ遺族が、この「終わらない来客」に悩まされています。

なぜバラバラと人が来るのか?

訪問してくる人に悪気はありません。
「葬儀に行けなかったから、せめて線香一本だけでもあげないと気が済まない」という、純粋な善意と義理堅さで来ています。
しかし、葬儀場であれば一度で済んだ挨拶が、自宅では「一人ひとり、別々のタイミング」で繰り返されます。受ける側にとっては、これがボディブローのように効いてくるのです。

アポなし訪問のストレス

特に辛いのが「いつ来るかわからない」という点です。
「ピンポーン」と鳴るたびに、部屋着から着替え、化粧を直し、散らかったリビングを片付ける。
自宅にいながら常に「来客対応モード」でいなければならない緊張感は、遺族の心身を確実に蝕みます。

【結論】限界なら「居留守」を使ってもOK

はっきり申し上げます。
心身ともに限界を感じているなら、居留守を使ってチャイムを無視しても構いません。

遺族の「休息」が最優先。対応義務はない

四十九日までは「忌中(きちゅう)」と呼ばれ、本来は遺族が家で静かに故人を偲び、心身を休めるための期間です。
弔問客の対応で遺族が倒れてしまっては本末転倒です。「今は誰とも会いたくない」という自分の気持ちを優先させることに、罪悪感を持つ必要はありません。

インターホン越しの上手な断り方

もしインターホンに出てしまった場合でも、ドアを開けずに断って大丈夫です。

【ドアを開けない断り方】

「わざわざお越しいただいたのに申し訳ありません。
今は取り込んでおりまして、ご対応ができません。
お気持ちだけありがたく頂戴いたします。」


【体調を理由にする場合】

「疲れが出たのか体調が優れず、横になっております。
お目にかかることができず申し訳ありません。」

また、玄関ドアに「都合により、自宅へのご弔問はご遠慮申し上げます」と張り紙(置き手紙)をしておくのも非常に有効な自衛策です。

弔問客を減らす・コントロールする「事前防衛策」

これから報告をする場合、弔問の波を最小限に抑える方法があります。

死亡通知(事後報告)のタイミングを「四十九日後」にする

弔問客が来る最大の理由は「お骨があるうちに手を合わせたい」からです。
納骨(四十九日)が済んでから「無事に納骨を済ませました」と報告すれば、「今から行っても仕方ないか」と訪問を諦めてもらえます。

「後日お別れ会をします」と案内する

「個別の弔問は対応しきれないためご遠慮ください。その代わり、〇月〇日に『お別れ会』を設けます」と案内します。
対応をその1日に集約できるため、精神的に非常に楽になります。

香典・供物の辞退を徹底する

「香典やお供え物を持っていきたい」という動機を消します。
「一切受け取らない」と周知することで、「行っても無駄足になる(受け取ってもらえない)」と思わせ、訪問のハードルを上げることができます。

もし対応する場合の「長居させない」テクニック

どうしても断れず、家にあげる場合でも、相手に「長居は迷惑だ」と察してもらうテクニックがあります。

お茶やお菓子は出さない

お茶を出すという行為は「どうぞ座って、ゆっくり話していってください」という合図になります。
心を鬼にして、お茶は出さないでください。
「バタバタしておりまして、お構いもできず申し訳ありません」と伝えれば、相手も「線香をあげたらすぐ帰ろう」と察してくれます。

玄関先で対応を済ませる

リビングや仏間まで通すと長くなります。
玄関の棚の上などに、小さな「遺影」と「香炉(線香)」を一時的に設置し、「準備ができていないので、玄関先で失礼します」と、そこで焼香を済ませてもらうのも一つの手です。

返礼品を常備しておき、渡して切り上げる

1,000円程度のお茶やハンカチなどの返礼品を玄関に常備しておきます。
お線香が終わったらすぐに「これは御礼のしるしです」と手渡し、「本日はありがとうございました」と頭を下げてしまえば、会話を切り上げるきっかけになります。

まとめ:あなたの家は「公共の場」ではない。ペースを守ろう

故人を偲ぶ気持ちはありがたいものですが、あなたの家は葬儀場でも公共の場でもありません。
プライベートな生活の場です。

「せっかく来てくれたのに」と無理をする必要はありません。
「今は家族の時間を大切にしたい」。そう割り切って、自分の生活ペースを守ることを最優先にしてください。

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